この15年くらい、朝礼では当番が理念を唱和したあと本を読むことにしています。色んな本を読んできました。その中でもこの本は秀逸です。文章の内容の良さ、わかりやすさ、適度なボリューム。もう4年間くらいで5回くらいこの本を読み続けています。その中の一日分だけををご紹介します。
「語る時と黙る時」
傷つけたり、怒らせたりすることを
恐れていると
大切なことが語れなくなる。
そしていつの間にか
相手の心に触れなくなって
お互いに大切な人でなくなっていく。
気まずい沈黙を埋めるように
言葉を繰り出していくと
意味のない言葉が空中を飛んでいく。
心に届くことのない
軽い言葉が
ブルーメランのように
自分のところに戻ってくる。
大切な人を失わないためには
言葉を語りきる勇気と
沈黙を楽しむ余裕が欲しい。
いかがでしたか?